設計事務所の残業実態【月100時間超のリアル】

設計事務所の実態

こんにちは、建築転職就職ラボです。

私は福岡県内の小規模設計事務所で約1年2ヶ月勤務しました。その間に経験した残業のリアルを包み隠さずお伝えします。


設計事務所の残業時間の実態

結論から言います。

月100時間超の残業が当たり前でした。

しかも残業代は一切支払われませんでした。

建築業界、特に設計事務所の労働環境は世間一般と比べて過酷です。この記事を読んでいる建築学生・若手建築士の方には、入社前にこの現実を知っておいてほしいです。


なぜ設計事務所は残業が多いのか

① 納期が絶対的 住宅設計では施主との打ち合わせ日程や確認申請の期限が決まっています。納期を守るために残業は避けられません。

② 人手が少ない 小規模設計事務所は社員数が少ないため、一人当たりの担当物件数が多くなります。

③ 修正が多い 施主の要望変更や法規確認のやり直しなど、想定外の修正作業が頻繁に発生します。

④ 残業代を払わない文化 建築業界には「残業代を払わない」文化が根強く残っています。みなし残業・固定残業代で実質的に残業代が出ないケースが多いです。


実際の1日のスケジュール

  • 9:00 出社
  • 9:00〜12:00 図面作成
  • 12:00〜13:00 昼休み
  • 13:00〜18:00 図面作成・打ち合わせ
  • 18:00〜22:00以降 残業(図面作成・修正)
  • 22:00〜 退社(遅い日は深夜0時過ぎ)

これが日常でした。


設計事務所のリモートワークの実態

リモートワークを導入している設計事務所も増えてきました。しかし正直に言います。

設計事務所のリモートは良いことばかりではありません。

実際に経験して感じたデメリットがあります。

  • 仕事の切り替えができない:家にいると仕事モードとプライベートの境界がなくなる
  • 家でも連絡が来る:オフィスにいない分、深夜・休日でも平気で連絡が来る
  • 残業がさらに見えにくくなる:自宅での残業は記録に残りにくく、サービス残業が増える

リモートワーク可と聞いて魅力に感じる方も多いと思いますが、設計事務所のリモートは「働きやすさ」ではなく「どこでも働かされる環境」になりやすいので注意が必要です。


設計事務所を選ぶ際に確認すべきこと

設計事務所への転職・就職を考えている方は必ず以下を確認してください。

① 平均残業時間 「月平均何時間ですか?」と面接で直接聞きましょう。答えをはぐらかす会社は要注意です。

② 残業代の支払い方法 みなし残業・固定残業代の場合、何時間分が含まれているか確認しましょう。

③ リモートワークのルール リモート可の場合、連絡時間のルールや残業の管理方法を確認しましょう。

④ 離職率 社員の定着率が低い会社は環境が悪い可能性があります。

⑤ 実際に働いている社員の様子 面接時に職場見学をお願いして、社員の顔色・雰囲気を確認しましょう。


それでも設計事務所で働く価値はあるか

正直に言います。

ブラックな環境であっても、設計スキルは確実に身につきます。

私は約1年2ヶ月で多数の住宅物件を経験し、実施図・詳細図・法規確認など実務スキルを急速に習得できました。

ただし、健全な環境で働ける設計事務所も必ず存在します。

転職サイトをうまく活用して、労働環境の良い設計事務所を見つけることが重要です。


まとめ

設計事務所の残業実態は過酷です。リモートワークも一見魅力的に見えますが、仕事の切り替えができず家でも連絡が来るなど注意が必要です。転職・就職の際は必ず残業時間・残業代・リモートのルールを確認しましょう。


最後に:建築業界で後悔しない転職をするために

建築業界で転職を考えている方は、求人票だけで判断せず、複数の転職サイトやエージェントを比較しておくことをおすすめします。

実際に使いやすかった転職サイト・エージェントは、こちらの記事でまとめています。

建築業界の転職で使えるおすすめ転職サイト5選

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